虐待
しつけと称して馬用の注射器を女児（６）の尻に刺したとして、北海道警浦河署は１６日、女児の養父だった浦河町昌平町、牧場経営、白井秀幸（２９）と、実母の牧場事務員、長谷歩美（２８）の両容疑者を傷害容疑で逮捕したと発表した。テレビ番組の放映を巡り、女児が反抗的な態度を取ったため注射器を使ったという。
えーと、非難を受けるのを覚悟で言いますが、この報道を見て正直に思ったのは
「この程度で『虐待』になるの？」という思いでした。
もちろん、虐待を肯定する気はまるっきり無いですし、むしろ自分が虐待を受けて
育ったからこそ、連日報じられる虐待のニュースには怒りを覚えるのですが
今回のニュースは、この程度の虐待で逮捕されるのなら、私も虐待を受けた際に
警察に通報していれば、親は逮捕されたのかな、などと思ってしまったんです。
はっきり言って、私が受けてた虐待って、多分肉体的にも精神的にもこの子より
大きいと思います（でもこれって、昭和ヒトケタ生まれの親を持った年代の人間には
頷いてくれる人が結構多いと思うのですが）。
この子にとっては、このまま虐待を受け続けて私のような病んだ人間になるより
バカ親から離れて、施設等で育つ方が精神的に健全な人間に育つ気がします。
