幼児殺し

■「周りの子が悪い」鄭容疑者、娘孤立と思いこむ?


 滋賀県長浜市で17日、5歳の幼稚園児2人が刺殺された事件で、2人の同級生の母親で中国籍の無職鄭永善=日本名・谷口充恵(みえ)=容疑者(34)(殺人容疑などで逮捕)が県警長浜署の捜査本部の調べに対し、「自分の娘が(幼稚園で)ほかの子どもとなじめないのは、周りにいる子どもが悪い。このままでは娘がだめになってしまう。だから子どもを殺した」と犯行の動機を供述していることがわかった。

 県警の捜査では、鄭容疑者の長女(5)が仲間はずれにされたなどの事実は確認されておらず、県警は、鄭容疑者がこうした思い込みから、近所の保護者が交代で複数の園児を送り迎えする「グループ送迎」で一緒に通う園児らへの憎しみを強めた可能性が高いとみている。


前日も書いたように、弱い者に刃を剥いた加害者の行動は全く理解できないのですが
(他人の子供を殺すくらいなら、テメェを殺せよと思う)
これまた前日も書いたように、加害者の追い詰められた気持ちっていうのも、似たような
心理に陥ったことのある人間からすると、全てを否定する気にはなれないのも事実です。
報道では加害者のことを「被害妄想気味だった」としているみたいですが
「妄想」だったなんて、誰が断定できるんだよ、と言いたいです。
加害者周辺の人間は「差別やイジメは無かった」と発言してるみたいですが、
現実問題として「差別」は存在していて(東京都知事でさえ平気で中国人に対する差別を
口にしてますし)
我々日本人には何気ない会話だったとしても、中国人の加害者にとっては耐えがたい
内容だったのかもしれない、という点を無視して加害者を「被害妄想気味」だなんて断言する
マスコミには不信感を抱かずにはいられません…。


ただ、報道で見る「周りの子供のせいで、自分の子供がダメになるかもしれないから殺した」という
言い分には、同情の余地無しですね。周囲の子供と馴染めなかったのなら、何故転園という選択肢を
選べなかったのかな、と思います。