無題

低脳なので、政治なんて全っ然ワカランのですが、それでも今回の
「中国の副首相がドタキャン」事件には「オメーも悪ぃだろ」とツッコミたい。
そりゃあ中国側の態度は褒められたモンじゃありません。だけど、そんな態度を
取らせた日本側の姿勢にも大いに問題がある。首相である間は靖国参拝を控えれば
いいだけの話なのに、何を守ろうとしてるのかは知らないが、あんなに頑なで
聞く耳を持たなければ、中国側が不快に感じるのは当然だと思う。
普通に考えれば、靖国参拝を控えたからって失われるのは小泉純一郎の面子くらいで
得られる物の方が多いのに(隣国の信頼とか)、それらを無視してまで靖国参拝を
続ける意味がわかんない。あの神社に小泉純一郎の親族が埋葬されてるなら話は別ですよ。
周囲から何言われようと「墓参りをして何が悪い」って言えばいいんじゃないんですか。
でも実際は違うのだから、「戦争を賛美している」と取られても仕方無いよ。
国益より個人の面子が大事なのなら、お願いだから最初から首相になんてならないで下さい。

元々自分は小泉純一郎が首相になるのには一貫して反対していた。あんなに我の強い人が
人の上に立っても、上手くいかないのは目に見えていたからだ。だから小渕さんが
首相になった時は心底ホッとしたし、小渕さんが首相だった頃はこんなに政治に対して
不満を持っていなかった。今でも「小渕さんが首相なら、イラクへ自衛隊を派遣なんて
しなかっただろうなぁ…」と思います。
「世界情勢に対する認識が甘い」と言われてしまうかもしれませんが、それでも自分は
憲法第九条が改正されて、自衛隊が“軍隊”となってしまうことの方が不安だし
『戦争を放棄する』国でなくなってしまうのは絶対に嫌です。

もう一つ理解できないのは、所謂「郵政民営化」。折しも世間では「JR西日本の事故は
民営化で利益を追求するようになったからだ」という議論が起きているし
他にも見直しが必要な法案なんていくらでもあるのに、この法案だけ熱心に進めようと
しているのは、選挙時の公約を必死で守ろうとしている、これまた小泉純一郎という
個人の面子を保とうとしているだけ、という見方しかできない。
この人が首相になった時、反対していたとは言え、世間並に「何かが変わるんじゃ
ないか」とチラッと思いましたよ。でも今では、国民のことなんてまるっきり考えてない
何とか自分の功績を残そうとしているだけの、先代の政治家の悪しき慣習だけを受け継いだ
平凡な政治家、としか思えない。何でこの人、未だに支持率が４０％前後もあるの？

話は逸れるが、政治に注文をつけると「でも、そんな政治家を選んだ我々にも責任がある」
とか何とかわかったようなクチをきくヤツが出てくるが、頼むからその「我々」には
選挙権を得て以来１回も選挙を棄権していなくて、しかも自民党へは１回も投票したことの無い
私は含めてくれるなよ。迷惑だ。←だったら、選挙に参加しなければ責任は無くなるのか？
だったら誰も選挙になんか行かねーよ！

今はただ「頼むから早く辞めてくれ」としか言えない。